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オダギリジョーとの類似点

  NHKのドラマ「カムカムエブリバディ」の再放送で、オダギリジョーが主人公るいの夫役を演じている。るいは回転焼きの店を出店して、あんこ作り、生地作り、回転焼きの製造、販売、店の帳簿管理、要するに、店の全ての業務を一人で担って家計を支えている。しかし、夫は何をやっても失敗ばかりで、仕事を任せられず、仕事もせずに昼間はテレビを見るか子供と遊んでいる。 このドラマの本放送を見てあらすじを知っている妻はオダギリジョーが出てくるたびに「イーナムジャシルタ(この男は嫌い)」と言って、「仕事もせずに嫁に苦労ばかりかけて、自分はぷらぷら遊んでいる。トランペットが駄目ならピアノをやればいいのに。弁護士と上手くいきそうだったのに本当にもったいない」と嘆く。 最初は「へー、そうなんだ」と受け流していたが、最近になって「もしかして遠回しに俺のことを言ってるのかな」と思うようになった。 追伸)NMRさんとMMRさんが昨日と今日取材に来てくれた。ありがたいことである。 追追伸)NHKの「こころ旅」は自転車で日本各地を周り、視聴者からの手紙に書いてある心の風景を紹介する番組だ。海外向けNHKでは日曜日の22:40から放送されるが、明後日の放送のロケ地はなんと長崎県大村市なのだ。Wさんの奥さんは御存知だろうか?

なでしこの優勝

  サッカー女子代表の愛称はなでしこだ。この名称は国際的にも定着していて、Nadeshiko が記事の見出しの一部になったりもする。これは東日本大震災直後に開催されたワールドカップで優勝したからに他ならない。日本はグループリーグ最終戦でイングランドに敗れ、開催国で優勝候補のドイツと決勝トーナメントで当たることになり、万事休すと思われたし、俺も思った。しかし、丸山の一発が全てをひっくり返した。勢いに乗ったなでしこはカナダを撃破、アメリカとの決勝に臨む。当時のアメリカは、ワンバック、モーガン、ラピーノ、ロイドと伝説的な選手が集結していた。決勝戦はアメリカが先制して押し込まれる展開が続く。なでしこはおしんのように耐えて忍ぶ守備で追加点を許さず宮間の同点弾に繋げる。延長に入ってもアメリカの猛攻が続き、ワンバックのゴールが決まったときにはダムが決壊したような絶望感に襲われた。このまま終わるという雰囲気が流れる中でなでしこは反撃に転じコーナーキックを得る。何か得体の知れない力が働いているとしか思えない奇跡が起きた。宮間が蹴ったボールを澤がバックヒールで合わせたボールはワンバックをかすめゴールネットに吸い込まれた。延長戦が終わりPK戦を制したなでしこはワールドカップ優勝を飾る。 そのなでしこが14年の時を経て、シービリーブズカップで開催国アメリカと優勝をかけて対戦した。ハイライトを見る限りでは、やや押されながらもチャンスの数は互角だったし、何より2対1で勝ち切った。新監督ニールセンの手腕も見事だし、和製ベンゼマの田中は、シュート力のある次期エースの藤野、宮澤、植木、籾木の技巧派高速スリートップ、不動の先発と思われた長野、長谷川を脅かす若手の谷川、浜野も出てきたし、ボランチで新たな可能性を示した熊谷、身体能力に優れるセンターバックの南と古賀、サイドバックには負傷の清水と遠藤も控えている。とにかく楽しみな選手が目白押しだ。 なでしこは復活して二度目のワールドカップ優勝を飾ると予言しておく。

日本対イラン

  ワールドユースの出場権がかかった日本対イランの試合を後半途中から観戦した。以下はその感想である。 1)一昔前は20歳以下の文字通り日本を代表する選手たちが選抜され、世間の注目も高かったし、代表戦を重ねることで数々のスター選手が生まれていった。しかし、現在の代表チームはベストメンバーとは程遠い。その原因は、Jリーグや海外のクラブで主力として活躍している選手たちが何人かいて、彼らにとっては子供の大会に出るより所属チームの試合に出る方が成長に繋がるという同意が代表選考の過程で形成されたからだ。代表監督にとっては頭が痛いことだが、日本のサッカーが強くなっていることを実感する事例の一つであろう。 2)そんな中でも気になる選手はいた。アウトサイドでダイレクトパスを前線のスペースに出した中島、中央で攻撃のタクトをとった佐藤、技巧派ながら球際の強さを見せた高橋、イランのロングボールを跳ね返し最後のPKを決めた強心臓の市原、これからの成長が楽しみだ。 3)イランのGKが当たっていた。PK戦になったら負けそうな雰囲気だった。スタッツを見ると日本の完勝なのだが、イランの粘りの守備と対人の強さが印象に残った。 4)ワールドユースの出場権を得た日本と逃したイラン、その差は雲泥だと思った。世界大会で代表同士のヒリヒリとした戦いを通しての経験値は計り知れない。その経験が未来のフル代表に還元されるかもしれないし、本田圭祐のような異端のスーパースターが生まれるかも知れない。それらが紙一重の差でイランに起こったかも知れないと思うと、勝利の大きさを実感できるだろう。

もしも旅行に行けたなら (3)

本欄は「もしも旅行に行けたなら(1),(2)」の続きである。 https://hirasakajuku.blogspot.com/2025/02/2.html 釜山旅行の最終日の観光プランを考えてみた。提案したいのは孤独のグルメごっこだ。二人一組に分かれて、釜山駅周辺を散策して、ここぞと思う店に入り大食いする。後に合流してその店での体験を披露し合えば家族の結束も深まるだろう。いざとなったらスマホで呼び出せばいいし、翻訳ソフトを活用すれば注文もできるだろう。ただしチェックアウトした後大きな荷物はホテルに預けておくこと。韓国の治安は日本並みだし、あちこちに防犯カメラが設置されているので犯罪に巻き込まれることはないと思うが、弟家族にとっては外国である以上、最低限の備え、すなわち、旅行者に見えない工夫が必要だ。 以下はお勧めの韓国料理だ。 1)タッカルビ(鶏カルビ)。冬の寒い日に歩き回り冷え切った体を温めるにはうってつけ。真っ赤なタレを纏った鶏肉、キャベツ、トッポギが鉄板の上で加熱されていく様子を見ていると気分が高揚する。十分に火が通る頃にはあれだけ大量にあった材料が小さくなる。その凝縮された旨みを楽しむのがタッカルビの本質だ。個人的にチーズをトッピングするのは邪道だと思う。 2)デジグッパプ(豚骨リゾット)。白濁した豚骨スープにご飯を浸して食べる。豚骨ラーメンが好きな人は十中八九ハマる料理。各店舗ごとに微妙に味付けが異なる。ファンキーと形容したくなる空腹時にガーッとかき入れるソウルフード。 3)サムゲタン(参鶏湯)。東来区役所近くの専門店が有名。ニンニクが利いたスープと柔らかく煮込んだ一匹分の鶏を味わうのは贅沢の極み。高麗人参も入っている。

もしも旅行に行けたなら (2)

本欄は「もしも旅行に行けたなら (1)」の続きである。 https://hirasakajuku.blogspot.com/2025/02/1.html 弟家族は2018年8月にも釜山に来ている。そのときは海雲台のホテルに泊まって海水浴などの観光を楽しんだ。 丸一日を観光に費やせる二日目、弟家族が何を見たいのか把握してないのだが、候補地をいくつか挙げてみた。 1)早朝のチャガルチ魚市場。周辺の国際市場、南浦洞、龍頭山公園、ロッテ百貨店を散策しながらのショッピング。 2)海雲台の「The Party Premium」というビュッフェレストランで朝食兼昼食。遊覧船で島巡りをして、新世界百貨店のスパとチンジルバンでくつろぐ。 3)「ロッテワールドアドベンチャー釜山」という遊園地で一日過ごして、近くのアウトレットショッピングモールで買い物。 4)甘川文化村観光。地下鉄に乗って西面で観光と買い物。 この中でのお勧めは2番目の海雲台観光だ。というか、他は外にいる時間が長いので印象が天候に左右されやすい。以下で2番目の詳細を述べる。 朝食は食べないでタクシーで現地に移動。地下鉄を乗り継ぐのも一興だが、高速道路下に広がる釜山の街並みを見てほしい。そのビュッフェの支店には行ったことがあるが、高級食材が並ぶと言われている海雲台店には入ったことがない。和洋中華の料理が準備されているが、韓国料理の質が最も高く、和食の質は低い。洋食や中華に目が行きがちだが、ここはあえて韓国料理中心に選択して、その奥ゆかしさを味わってほしい。特にワタリガ二を醤油ダレに漬け込んだカンジャンケジャンは要チェックだ。たらふく食べた後は海岸線沿いに遊覧船発着所まで歩くといい。遊覧船は一時間間隔で就航している。海が荒れて船酔いが気になるのであればキャンセルするのが賢明だ。遊覧船の最大のウリは岩が剥き出しになった数々の無人島を鑑賞できることだが、運が良ければカモメの大群に遭遇することもある。それは正に日常から離れた異世界である。その後はタクシーで新世界百貨店に移動、スパで男女に分かれ、専用の衣服に着替えてチンジルバンというサウナ施設で合流できる。日本ではありえないことだが、韓国ではごく普通のことだ。この辺りの文化の差も体験してほしい。新世界百貨店周辺は釜山を代表する商業地で買い物やグルメに事欠かない。事前に買いたいものと...

もしも旅行に行けたなら (1)

俺の弟が釜山に見舞いと総勢4名の家族旅行を兼ねて来る。金海空港到着が午前10時半、二泊三日で釜山駅近くのホテルに泊まり、金空港を出発するのは17時半だ。この日程での観光プランを考えてみたので参考にしてほしい。というか、自分が旅行気分を味わいたくて勝手に考えているだけなので、参考にしなくても一向に構わない。 二日目を丸一日観光に使ってほしいので、初日に我が家を訪れるのはどうだろう?その場合、空港から模範タクシーに乗って来るといい。子供たちは学校に行って家にはいないので、長旅の疲れを仮眠して癒やすことができる。我が家の近所には美味しい店が軒を並べている。お勧めなのは、ドラマ「孤独のグルメ」でも紹介された手長蛸鍋(ナクチチョンゴル)専門店だ。その店のメニューでお勧めなのは、手長蛸、ホルモン、えびが入った、ナクゴプセという鍋だ。今まで俺が案内した日本人の誰もが口を揃えて「うまい」と言っていたし、我が家もしょっちゅう利用している。締めにうどんやラーメン玉を追加して、残り汁をたっぷり吸収させた麺を啜るのも一興だ。食後は周囲の建物や遊歩道付きの川を見物して小腹を空かして、アパートの東側出口正面に位置する喫茶店に入って、大人はコーヒーを子供は雪氷(ソルビン)のきな粉味かブルーベリー味を注文すべし。餓狼宴でも紹介しているソルビンというスイーツには衝撃を受けると思う。うちの子供たちが帰って来る時間まで俺と話して、ホテルに向かうといい。夕食のお勧めは我が家の近所の焼き肉屋だ。その店は精肉店と隣接していて、肉の質と小鉢の充実ぶりに定評がある。韓国では肉を食った後にご飯か麺類で締めるのが一般的なのだが、この店はカルビタン、テンジャンチゲ、冷麺、どれをとっても美味い。 二日目は明日述べるので要望があれば知らせてほしい。

熟成三枚肉

  以下は餓狼宴からのシングルカットである。残念ながら、以下で紹介している店はコロナ禍の影響をモロに受けて潰れてしまったそうだ。3月初旬に俺の弟が家族を連れて釜山に来るのだが、同じような店があれば紹介したいと思っている。子供たちに検索してもらおうかな。 焼肉の本場である韓国であっても、国産牛の焼肉を食べるには相当の出費を覚悟しなければならない。 ところが、豚肉となると話は別である。 サンギョプサル(三枚肉)と呼ばれる豚バラの焼肉は財布にも優しく、肉汁と脂が多い分だけ野菜で巻いて食べるときに美味さが増幅するのである。 大学の近辺には食べ放題や炭火焼き等の店が目白押しであるが、今日は地下鉄東来駅まで足を伸ばしてみた。同伴するのは釜山旅行中の小学校以来の友人家族である。 その店は一階と二階合せて約400席の収容人数を備えるが、その人気ゆえか、平日の夕方でも順番待ちの整理券を渡された。何度か利用しているが、それだけ多くのお客を呼び寄せる魅力がこの店にはあるのである。 ゆったりと座れる6人用のテーブルにガスコンロが内蔵された鉄板が設置されている。 注文した肉は、肉屋の店頭で並んでいるような大きな薄紅色の塊である。 脂がのっていていかにも美味そうな肉を店員が鉄板の温度を専用のセンサーで測った後、投下する。肉が焼ける音を聞くだけでも幸せな気持ちになる。 そして、片面が焼けた丁度よい時間に店員がやってきて、肉を返すのである。 脱線するが、サンギョプサルは焼き方が重要である。 ほとんど全ての店はその「焼き」工程を客に委ねるが、この店は例外的に焼きの全工程を訓練された店員が行っているのである。しかも、出される肉は熟成された一人前千円相当の高級豚肉である。 両面を焼いた後、鋏で一口大に切った肉を円形の鉄板上に配置した模様も、また美しい。 あとは、肉の切り口の赤身がキツネ色に変わるのを待つのみである。 この店が素晴らしいのは、余計なおかずを置かないことである。 肉をより美味しく味わうための、サンチュ、ゴマの葉、オキアミ、高級そうな塩、各種の酢物のみが付け出しとして出てくる。 やはり、一口目は肉そのものの味を堪能するべく塩で食べたい。 二口目は鉄板で焼いたオキアミが良い。というか、最高に美味い。 三口目は酢物で巻きたい。とにかく、準備された添え物を複数用いたあらゆる組合せが楽しめるの...