もしも旅行に行けたなら (2)

本欄は「もしも旅行に行けたなら (1)」の続きである。

https://hirasakajuku.blogspot.com/2025/02/1.html

弟家族は2018年8月にも釜山に来ている。そのときは海雲台のホテルに泊まって海水浴などの観光を楽しんだ。

丸一日を観光に費やせる二日目、弟家族が何を見たいのか把握してないのだが、候補地をいくつか挙げてみた。

1)早朝のチャガルチ魚市場。周辺の国際市場、南浦洞、龍頭山公園、ロッテ百貨店を散策しながらのショッピング。

2)海雲台の「The Party Premium」というビュッフェレストランで朝食兼昼食。遊覧船で島巡りをして、新世界百貨店のスパとチンジルバンでくつろぐ。

3)「ロッテワールドアドベンチャー釜山」という遊園地で一日過ごして、近くのアウトレットショッピングモールで買い物。

4)甘川文化村観光。地下鉄に乗って西面で観光と買い物。


この中でのお勧めは2番目の海雲台観光だ。というか、他は外にいる時間が長いので印象が天候に左右されやすい。以下で2番目の詳細を述べる。


朝食は食べないでタクシーで現地に移動。地下鉄を乗り継ぐのも一興だが、高速道路下に広がる釜山の街並みを見てほしい。そのビュッフェの支店には行ったことがあるが、高級食材が並ぶと言われている海雲台店には入ったことがない。和洋中華の料理が準備されているが、韓国料理の質が最も高く、和食の質は低い。洋食や中華に目が行きがちだが、ここはあえて韓国料理中心に選択して、その奥ゆかしさを味わってほしい。特にワタリガ二を醤油ダレに漬け込んだカンジャンケジャンは要チェックだ。たらふく食べた後は海岸線沿いに遊覧船発着所まで歩くといい。遊覧船は一時間間隔で就航している。海が荒れて船酔いが気になるのであればキャンセルするのが賢明だ。遊覧船の最大のウリは岩が剥き出しになった数々の無人島を鑑賞できることだが、運が良ければカモメの大群に遭遇することもある。それは正に日常から離れた異世界である。その後はタクシーで新世界百貨店に移動、スパで男女に分かれ、専用の衣服に着替えてチンジルバンというサウナ施設で合流できる。日本ではありえないことだが、韓国ではごく普通のことだ。この辺りの文化の差も体験してほしい。新世界百貨店周辺は釜山を代表する商業地で買い物やグルメに事欠かない。事前に買いたいものと食べたいものを決めておいてネット検索すれば、近くに専門店がヒットするだろう。



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