週末の過ごし方
今週末はスポーツビッグイベントが目白押しだった。時系列順に振り返る。
1)マカオで開催されたUFCで朝倉海がKO勝ちでUFC初勝利を飾った。過去2戦は惨敗で「寝技の基本ができてない」とか散々の言われ様だった。今回の下馬評も相手有利で朝倉海にとっては負けたらUFCから解雇という崖っぷちの状態だった。バンタム級に戻したの良いが、パワーで圧倒される懸念があった。試合が始まると、かつて堀口恭二にKO勝ちした時のような積極的で溌剌とした軽快さが見られた。今回のKO勝ちはUFC主催者に大きなインパクトを与えたと思われる。次戦の相手は撃ち合いを避けて組み技で勝負して来るだろうから練習の真価が問われる。
2)アーセナルファンだが、PSG (パリサンジェルマン)とのチャンピオンズリーグ決勝を視聴することが躊躇われた。25時開始でPK戦まで想定したら28時まで眠れない、視聴のためには二千円ほどの出費が必要、アーセナルが優勝した場合、興奮して眠れないかもしれない、そうすると、NBAの試合に集中できない、そして何より、戦力で上回るPSGに引き分け上等のアーセナルを見たくない、からだ。しかし、早寝早起きを推奨している三男が今夜友達の家に泊まり、次男が決勝を見ると言ったことが重なって、気が進まないながらも「アーセナルの優勝を見逃すわけにはいかない」という心理が勝り、次男と一緒に観戦することにした。試合が始まると、次男はスナック菓子を食べて炭酸飲料を飲み始めた。その姿を心の底から羨ましいと思った。アーセナルが先制し、PSGが攻めアーセナルが守る展開が長く続いた。そして同点に追いつかれる。無理攻めをして失点するより守りを固めてPK戦に持ち込む方が得策、そんな声が聞こえて来そうなアーセナルの戦い方だった。PK戦で敗れ、悲願達成とはならなかったが、致し方ないと思う。今シーズンのアーセナルは機能的で良いチームではあったが、他国の強豪を圧倒するすごいチームではなかった。
3)試合開始の午前9時までよく眠れた。それから3時間、NBA西地区決勝ゲーム7を視聴する至福の時間を堪能した。ウェンビーが先制点をバンクショットで決めた。バンクショットが得意だったスパーズのレジェンド選手であるダンカンとウェンビーが重なった。対するサンダーのエースであるSGAは絶好調で、要所で得点を積み上げる。サンダーのもう一人の得点源であるJWは負傷のために欠場している。マケインが奮闘するも、スパーズを引き離すには至らない。スパーズはこの大事な試合で、主力全員が健康で好調だ。勝敗はその差で決まったと思う。後半に何度かサンダーに流れが傾く時があったが、過去の試合のようにサンダーのシュートが入らないし、スパーズも崩れない。ノーマークのダンクが数個しかない濃密な守備合戦は緊張感があり、NBAの面白さを濃縮するものだった。試合後、緊張感から解放されて涙をユニフォームで隠すウェンビーを見てもらい泣きしてしまった。スパーズはウェンビーのリーダーシップの下、キャッスルとハーパーの伸び代が期待できる若手が続き、バッセル、フォックス、シャンペイン、ジョンソンのシューターが揃い、バックアップセンターのコーネットも優秀で、今日は魂のブロックショットでチームを救った。ニックスとのファイナルで彼らがどこまで成長するか見極めたい。
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