京都ALS患者嘱託殺人事件 4)
「京都ALS患者嘱託殺人事件」という映画が10月31日に公開される。俺とこの映画との関わりを数回に分けて紹介しようと思う。 二村監督からの最初のメールに返信した。即座に二村監督から釜山訪問の打診が来た。俺は「会いに来られても、口頭で会話できるわけではなく、視線入力での亀のように遅い文字入力を待つことになるから、メールでやりとりする方が効率的なのでは? 日本から海を渡って釜山に宿泊する費用と時間を考慮すると、お断りした方がいいのでは?」と思ったが、二村監督の熱意と行動力を意気に感じ、妻とのLINE交換を促した。 その一週間後、二村監督は下関からフェリーに乗り釜山にやってきた。俺は「せっかく来られたのだから全面的に取材に協力しよう」と思い、林優里さんについての気持ちを正直に語った。なお、二村監督はドキュメンタリー制作を生業としている。以下は和歌山カレー事件を扱った二村監督の前作だ。 https://mommy-movie.jp/ 俺も上段の映画を鑑賞して以下の感想を残している。 https://hirasakajuku.blogspot.com/2025/02/blog-post_6.html 法律や裁判に全く関心がなかった俺だが、「Mommy」を視聴して以来、「証拠が不十分で、一歩間違えば冤罪になり兼ねない被告に死刑の判決を下す必要があるのか?」という疑問と共に日本の司法の在り方を疑いの目で見るようになった。このように関心を向けさせて考えるきっかけを提供するのがドキュメンタリーの意義だと思った。 その2ヶ月後、二村監督はカメラマンの方と共に俺の自宅を再訪する。