パジャマパーティー
日曜日の晩、長男と次男は帰宅せず、長女は図書館で勉強中、三男は隣に住んでいる友達の家に遊びに行ったきり帰って来ない。「明日は学校なのに一体どういうことだ?」と思っていると、妻が三男のスマホに電話を賭け、「迷惑だから今すぐ帰って来なさい」と叱りつける口調で言った。その会話を聞いていると、「どうやら、隣の家にはもう一人の友達が来ていて、今夜は夜更かしして遊ぶパジャマパーティーをしたい」ということがわかった。
しばらくして三男が帰って来て、パジャマに着替え、妻の「お父さんの許しを得てから行きなさい」を受けて俺の横に立ち、「遊びに行ってもいい?ダメ?」と聞いてきた。「明日は学校があるから当然駄目だろう」と思い、「ダメ?」の時にまばたきをした。その程度で怯む三男ではなかった。末っ子で大人ばかりの我が家で鍛えられている三男は交渉術に長けている。「早く寝るから、お願い」と言って譲らない。口文字盤で「起きるのは何時?」と聞くと「9時」と答え、「学校は?」と聞くと「明日は休みだよ」と答えた。
2026年5月24日は仏誕節という韓国の祝日で、その翌日は振替休日になる。韓国に長年住んでいても、旧暦で毎年祝日が変わるので、韓国のカレンダーを見ていないといつが祝日かわからなくなるのだ。前言を翻すわけにはいかない俺は「お母さんに聞いて」と伝えて責任を回避した。
21時からNHKスペシャルを視聴した。その後はNetflix 配信ドラマ「ロングバケーション」を妻と鑑賞した。妻は横恋慕したり浮気したりの秩序を乱す役柄の俳優をボロクソにこき下ろす。最初は山口智子下げ松たか子上げだったが、木村拓哉がフラれた瞬間、松たか子を非難し始めた。いずれにしても同じドラマを視聴して感想を聞いているのは楽しいものだ。23時半頃に長女が帰って来て、それから俺の傍らで女子会が始まった。長男と次男は深夜に帰宅、妻はそれを見届けてから深い眠りについた。
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