「陸王」を視聴した

 Netflix 配信のドラマ「陸王」全話を視聴した。老舗の足袋製造会社の四代目がマラソンシューズ制作を決意する。ドラマは四代目の奮闘と葛藤を描く。以下はその感想だ。

1)「シューズ制作ってそんな短期間でできないだろう」「試作品を作っただけで市場調査もしてないし、現実味がないな」「そんな財務状況で銀行が融資してくれるはずがない」「シルクレイの特許使用料はどうやって捻出したんだ?」などのツッコミ所が多い序盤だったが、中盤以降で役所広司が演じる四代目社長の成長物語の布石だったことがわかり納得した。いや、納得はしてないが、初期設定を認めた上でドラマを楽しもうと思うようになった。

2)そう思わせたのは役所広司の圧巻の演技力だ。序盤は意図的に上滑りに見える独白だったが、経営者としての肝が座った中盤以降はド迫力の啖呵を切っていた。融資をしてくれない銀行の一貫性も良かった。敵役のアトランティス社員を演じたピエール瀧と小藪千豊もいい味を出していた。シルクレイの特許を持つ飯山を演じる寺尾聡のセリフと演技も良かった。

3)終盤でシルクレイの製造器機が火災で使えなくなった時、「飯山は六千万円の特許使用料をもらっているんだから融資してやれよ」と思った。ツッコミ所も多いが見所も多いドラマだった。脚本家は八津弘幸、大河ドラマ「豊臣兄弟」の脚本家でもある。ただし「陸王」は池井戸潤の小説をドラマ化したものである。

4)長距離走者の茂木を演じた竹内涼真は本物のランナーのような筋肉の付き方だった。2017年くらいにテレビ放映されたドラマだから、人気が定着した後らしい。


追伸)OSM博士とHDH君とCHI博士が見舞いに来てくれた。ありがたいことである。

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