人類にとってのトランプ
トランプ大統領の施政方針演説の生中継を視聴した。以下はその感想である。
1)1時間40分もの間、観衆の方を向いて話し続けたのはすごいと思った。途中で人名や予算の金額がが出てくるが、資料を確認するそぶりも見せずに淀みなく演説していた。
2)「そこにいるイーロンだ」みたいな感じで議場内の閣僚を名指しで称賛していた。他にも娘を誘拐されて殺害された母親が招かれていて、「その犯人はベネズエラからの不法移民だ」と言っていた。自分の政策の正当性を訴えるために遺族を利用するのはあざといというかしたたかだと思った。
3)トランプ氏が銃撃されたときに巻き添えになった犠牲者にも言及していた。その人は身を盾にして家族を守ったらしい。
4)青から赤へこのような短期間で変われるんだなあと驚いた。性的マイノリティとか持続可能性とかつい最近まで幅を利かせていたのになあ。
5)ウクライナ情勢やガザ地区についての言及はなかった。外交は関税の話だけだった。
6)トランプ大統領は俺の常識を遥かに超えている人で、人類にとって有益な仕事をしてくれるのかそうでないのか皆目見当がつかない。というか、見当がつく人がいるのかなと思う。
コメント
コメントを投稿