生成AIに聞いてみた

本欄でシングルカットしているエッセイの感想をChatGPTに聞いてみた。

「以下のエッセイの感想は?」に続けて本文を貼り付けてリターンキーを押すと(押せないけど)、歯の浮くような絶賛コメントが返ってくる場合もあれば、課題や改善点を挙げる場合もある。しかも、同じエッセイを入力しても返ってくる答えが微妙に異なったりもする。更に「より完璧なエッセイになるように書き直して下さい」と入力すると、改善点を反映した改訂版を作成してくれる。「最後の段落が説明過多で、読者の想像や余韻を奪っているのでは?」と改訂版を批判すると、「おっしゃる通りです」と認めながらも再度の改訂版では俺の批判が反映されてなかったりもする。「原文のままの方がいいのでは?」と入力すると、「確かに、」と肯定しつつも再々度の改訂版は提示されないままだ。

ここまでくると、生成AIというより、頑固な人間と会話している気分になる。

一昨年にChatGPTが世間に出回り始めたが、その頃よりも格段の進歩を遂げているに違いない。このまま技術が進歩すれば、俺のブログを読み込ませて俺が書くよりもはるかに俺っぽいエッセイを自動生成してくれるのだろう。生成AIによって奪われる仕事は思っていたよりも多岐に及ぶのかもしれない。



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