不正選挙疑惑は陰謀論!?
韓国では不正選挙疑惑を巡って保守派と進歩派が対立している。一方は「北朝鮮によってサーバーがハッキングされた」と主張し、他方は「それは陰謀論だ」と非難する。両者の議論は噛み合わず、双方が「あいつらは自分が見たい世界しか見えてない」という印象を持ち、ますます分断が深まるという構図だ。
北朝鮮のハッキング技術は世界でもトップクラスと言われる。しかし、選挙日にピンポイントで選挙全体を管理するサーバーに侵入して選挙結果を書き変えることができるのだろうか、そんなことができるのなら韓国のありとあらゆるネットワークが乗っ取られることになるぞ、それは考えにくいからやはり最初の仮定は無理がある、というのが陰謀論だと断罪する根拠だ。
その一方で「陰謀論だ」と断罪することもある種の陰謀論なのである。歴史を紐解くと、各種の公害問題、拉致事件等の「当初は陰謀論と思われていたものが事実だった」事例は枚挙に暇がない。それらは地道な調査と客観的な根拠の積み重ねの上に達成されたことを念頭に置くべきだろう。
そのことを踏まえて、次を提案する。選挙区ごとに出口調査結果を照合して選挙結果と比較する。出口調査は政府機関ではなくマスコミなどの民間企業が担っている。期日前投票の影響等もあり、出口調査が選挙結果と完全に一致する訳ではないが、一致率は90%前後らしい。その気になれば過去の韓国での一致率を算出できるだろう。もし不一致の選挙区が一定数を越えたら不正を疑うべきだと思う。
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