医療用AIの開発!?

 医療用AIの開発に政府が着手するらしい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4da20253a8ad28740a0eaf7252059dfb95a68260


見出しだけを見て、「ついにこの日が来たか」と思ったが、本文を読んでがっかりした。先ず、予算が200億円というのは少なすぎる。GAFAM級の大企業なら普通に二兆円くらいは積んで来そうな案件なのに、膨れ上がった医療費を大幅に削減できるかもしれない国家事業の予算がたったの200億円とは、怒りを通り越して悲しくなる水準だ。


しかも、実用化されるのは数年後らしい。この案件が実用化されれば日本国内だけでなく全世界的な需要を有する。雛形を作って一早く公開すれば、流通する過程で改良が進み標準規格になるかもしれないのに、数年後とは。せめて「一年以内の実用化を目指して」と言うだけ言って本気の度合いを示してほしかった。


結局、既得権を守りたい某国の医師で構成される組織は本腰を入れないだろうし、彼らの意に背く政策は頓挫するようにできているのかなと勘繰りたくなる。200億円が医師の診断をサポートする指南役に代わるだけで、オンライン診療とAI診療による医療費削減や需要のある医療分野ヘの人材の移動は起きないのだろうな。


近い将来、各個人の診療履歴や薬の服用履歴や各種の検査結果や遺伝情報などが厳重なセキュリティの下でデータベース化され、症状に応じて検査が決まり検査結果の提出後、AIが処方箋を出したり、大病院での再検査の指示を出したりする日が来るかもしれない。でも、そうなったらそうなったで「昔の方がよかった」と思うかもしれない。


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