ブラジル撃破
2025年10月14日に開催されたサッカーの日本対ブラジルの親善試合で日本が3対2で勝利した。韓国では同じ時間帯に韓国対パラグアイがあるので、日本対ブラジルの中継はない。韓国対パラグアイは韓国が終始圧倒していて2対0で勝利した。日本がやっとこさ引き分けたパラグアイに圧勝するとはやはり永遠のライバルと思って、NHKのニュースに切り替えると「日本、やりました!」の音声が流れた。なんてこった、約30年間、日本代表の試合を観戦して来たのに、この歴史的勝利に立ち会えないなんて。
ブラジルが韓国に5対0で勝利した試合のハイライトを見ると、ゴール前で憎らしいほど冷静で遊び心を持ったブラジルが復活していて「さすが名将アンチェロッティ、日本も虐殺されるかもしれない」と不安に慄いていた。現在の日本代表は主力の三苫、遠藤、守田、板倉、町田、高井が不在で、頼みの久保も足首を負傷していて、万全とは程遠い状況だ。そんな状態でフルパワーのブラジルに勝てるとは露ほども想像できなかった。
日本対ブラジルの前半のスコアは0対2で内容も圧倒されていたらしい。後半は日本のハイプレスが炸裂してラッキーゴールに見える背後には森保監督の戦術と采配があったらしい。サッカーの試合は退屈な試合や期待を裏切ることも多いけど、たまに訪れる輝きに満ちた試合が忘れられないから中毒になるんだよなあ。その内の一回を逃してしまったことへの後悔は尽きない。
カタールでのドイツ戦、スペイン戦、ドイツでのドイツ戦、日本でのブラジル戦、もしかしたら我々ファンが思い描く代表よりも実物は先を進んでいるのかもしれない。俺が生きている間のワールドカップ優勝も夢物語ではなくなってきた。
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