視聴できなかったメキシコ戦の雑感
昨日はサッカーの日本対メキシコの代表戦がNHK総合で放送されたが、ここではなかった。次男にその試合の視聴方法を尋ねたが、わからずじまいでオンライン礼拝の時間帯とも重なっていたので視聴を諦めることにした。
10分間のハイライト映像しか見てないが、それだけでも本気度の高い緊迫した好ゲームだったことがわかった。しかし、せっかくの日曜午前の地上波放送でスコアレスドローというのはいかがなものだろう。コアとは限らない一般層に史上最強と目される日本代表を印象付ける絶好の機会だったのに「90分視聴してゴール無し」という結果は残念と言う他ない。人々をサッカー沼に導く原動力はゴールの魔力なのだ。いくら良いゲームをしても、それがないともの足りなさを感じてしまうだろう。森保ジャパンが実績の割に人気がないのは、そういう注目を集める時間帯の試合で期待を裏切る結果が多いことと無関係ではないと思う。
最終予選のバーレーン戦での久保と鎌田の連係は特筆すべきものがあった。ダブルボランチの一角を守備力が高いとは言えない鎌田に担わせたのは森保監督の期待の表れだろうし、メキシコのような強豪にも攻撃的布陣で勝ちに行くというメッセージだったと推測している。ケガ人続出のセンターバック陣にも渡辺という売り出し中の新戦力が使える目途が立ったようだし、GKの鈴木も安定感が出てきたようだし、ワールドカップの決勝トーナメントの1回戦を想定した良いシミュレーションになったし、収穫の多いゲームだったと思う、見てないけど。
驚いたのがメキシコの選手のほとんどがメキシコ国内リーグ所属だったことだ。メキシコリーグの水準が高いと聞いてはいたが、ヨーロッパでプレイする選手が少なくてもFIFAランキング13位の座にいるんだということとヨーロッパ並みの年棒が払えるほど国内リーグが潤っているんだという二つの意味で驚いた。Jリーグから海外に流出する選手が多いのは年棒格差があるのが原因の一つに挙げられる。Jリーグもメキシコのように資金力をつけて世界中の名選手が集まるようなリーグになってほしい。
次戦は10日の米国戦だ。韓国に2対0で負けている相手だが、開催国でフィジカルに定評のあるチームだ。視聴できない可能性が高いが、これまでの経験から平日の朝のような視聴率が低そうな時間帯の試合では勝つことが多いので注視したい。
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