自動運転大国への道
自民党総裁選挙の各候補は具体的な政策を掲げると票が逃げると思っているのだろうか、「世界の真ん中に日本を立たせる」「所得を倍増させる」という希望を語るだけで「どのように実現するか」についての主張は聞こえて来ない。マスコミが見出しにするようなわかりやすい政策を掲げることは他の候補との差別化に繋がるし、次回の選挙で「信念を持った政治家」として捉えられる効果があるのに、不思議と誰もやらない。
「そんな政策があるのか」と言われそうなので、以下の看板政策を考えてみた。
自動運転大国を目指す。米国では自動運転のタクシーが公道を走っているそうだ。つまり、技術的には実用化されている段階だ。必要なのは法整備、もし大型トラックが高速道路を無人運転できる環境が整えば物流革命が起こり、世界に輸出される新幹線と同様に日本発の自動運転システムが世界を席巻するだろう。そのための大規模な投資を行い、一大産業を構築し、お年寄りが気軽に買い物や病院に行ける社会を目指す。その礎に身を捧げる覚悟だとでも言えば、人気出そうなんだけどなあ。
現実的には米国や中国が日本の遥かに先を行っている状況で出し抜くのは容易じゃなさそうだ。それでも、AI、量子コンピュータ、宇宙開発に比べたら遥かに望みがあると思う。
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