参院選で投票した!!
参院選は3年ごとに投票が行われる。今月20日が投票日で、事前に在外登録を申請しておけば領事館で投票することができる。もっとも、ちょっとした外出でもしんどい俺が領事館まで赴くのは至難の技だ。そもそも、領事館まで救急車で運ばれたとしても、政党名を鉛筆で記すことができない。そこで疑問に思ったのが他のALS患者はどのように投票しているかということだ。
その疑問を生成AIに尋ねてみた。その答えは事前申請しておけば投票用紙が郵送されて、代理人による記名された投票用紙を郵送すればいいそうだ。
ちなみに6年前の参院選は大村市で投票した。そのときの顛末は闘病記に記してある。以下は闘病記からのシングルカットである。
参議院選挙投開票日を五日後に控える今日、
「政治には関心がない」と公言するのが恥ずかしいと思える俺は期日前投票のために指定された役場に向かった。
郵政解散の時に釜山の日本領事館で投票して以来の国政選挙である。やや緊張した面持ちで電動車椅子の前進レバーを押し、妻を入口に待たせて投票室に突入した。
投票用紙を渡された俺は高すぎる記入台の周囲を彷徨っていた。すると係員からの誘導が入り、車椅子に座ったままでも記入可能な台に案内され鉛筆を渡された。俺は右手に鉛筆を握らせる作業に没入した。しかし、そんな簡単なことが今の俺には、プロサッカーチームの練習場を地元に誘致するほどの大事業と化しているのだ。それを見かねた係員が持たせてくれた鉛筆で渾身の力を振り絞り、二枚の投票用紙に数十匹のミミズを這わせることに成功した。
その必死で書いた弱々しい文字は誰かを象徴しているかのように見えた。
どうか無効票となりませんように。
「政治には関心がない」と公言するのが恥ずかしいと思える俺は期日前投票のために指定された役場に向かった。
郵政解散の時に釜山の日本領事館で投票して以来の国政選挙である。やや緊張した面持ちで電動車椅子の前進レバーを押し、妻を入口に待たせて投票室に突入した。
投票用紙を渡された俺は高すぎる記入台の周囲を彷徨っていた。すると係員からの誘導が入り、車椅子に座ったままでも記入可能な台に案内され鉛筆を渡された。俺は右手に鉛筆を握らせる作業に没入した。しかし、そんな簡単なことが今の俺には、プロサッカーチームの練習場を地元に誘致するほどの大事業と化しているのだ。それを見かねた係員が持たせてくれた鉛筆で渾身の力を振り絞り、二枚の投票用紙に数十匹のミミズを這わせることに成功した。
その必死で書いた弱々しい文字は誰かを象徴しているかのように見えた。
どうか無効票となりませんように。
AI indeed gives us a good answers!
返信削除