掃除の時間
日本の学校では掃除の時間が時間割りに組み込まれている。それが当たり前だと思っていたが、他国では放課後に掃除のプロがやるらしい。韓国では以前は日本式が残っていたが、現在は都市部の学校では掃除のプロに任せているそうだ。
どっちが正しいと言える問題ではないし、どっちの方式にも長所と短所があると思う。日本式は公共心を養うなどの教育的効果が見込まれるが、もうちょっと掃除の方法を合理化するべきだと思う。例えば、床の雑巾掛けをモップ掛けに替えてほしい。掃除のプロは床を雑巾で拭くなんて作業は部分汚れを拭き取る場合しかしないだろうし、通常はモップで拭いて終わりだろう。そんなプロでもやらない非効率な作業を子供に強いるのは運動部のしごきでウサギ飛びをさせるようなもので、教育という名の下に何の疑問も抱かずにやっていることに危うさを感じるのだ。
そこで日韓の学校を経験したウチの子供たちにインタビューしてみた。すると長男の口から衝撃の一言が飛び出した。「韓国でもあるよ」らしいのだ。問いただすと「小中高で毎日やってた」そうだ。釜山は都市部ではなかったというのか、それとも俺がネット情報を盲信していただけだったのか。ついでに妻から「低学年の頃は放課後に保護者が小学校に出向いて掃除をしていた」そうだ。
俺が小中高での掃除の時間をどう過ごしていたかというとサボっているわけでもなく熱心に掃除するわけでもなく適当にやってたなあ。今考えると、掃除の時間は社会主義を疑似体験する時間なのかなという気がしてきた。
I also did the classroom cleaning by myself until I graduate from high school.
返信削除無邪気だった中1、大掃除の時間に4人組で石なご遊びし初めその直後、担任先生にばれてしまいました。逃げたなあ😁
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