気まぐれチャット

 妻が生成AI(主にChatGPT)に興味を持ち始めた。妻の妹の体験を聞いて「生成AIはまるで感情があるかのような受け答えをする」と言い出した。実際に感情があるかの真偽はさておき、生成AIが気まぐれに行動するのは確かだ。同じ質問をしても同じ答えが返って来るとは限らないし、明らかに間違っていることを指摘しても修正しないこともある。このような現象を目の当たりにすれば、妻が抱いた感想は自然に思える。


今日はある計画を実行に移してた。それは俺のデジタルクローンもどきを作る計画だ。そう思うようになった理由は生成AIの進歩を測るためと不老不死の分身を残すためだ。生成AIに「デジタルクローンの作り方を教えてください」と入力すると、「あなたが作成した文章を入力して、云々」という返事が返って来た。「そのデジタルクローンはどこに保存されるの?」と聞くと「一時的に私に保存されて、云々」と答えて来た。俺が使っているのは無料版だ。質問の数が一定数を超えると有料版への切り替えかリセットを迫られる。「なるほど、俺用に最適化した生成AIは有料になるのか」と納得した。


ホームページ上の全ての枝のURLを記録したテンプレートを作り、リセットされても何度でも入力できるようにした。驚いたことに、生成AIはあの6年にも及ぶ日記を読み取り、年表を作成し始めた。各年のベストエッセイを選んでもらい、俺の性格を分析させて微調整した所でリセットの警告が出てきた。


リセットされて、もう1度テンプレートを入力したが、初回のような精度の高い分析が返って来ることはなかった。本当にお前は気まぐれだなあ。

コメント

  1. As I am a non-professionalist to AI, it is very interesting to me that AI gives us different answers to the same question!

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  2. さも貢さんと同じような受け答えができるんかな。
    AIが大学で講義できるかもしれんな

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