石破首相を魔改造してみた

 


商品券配布問題を受けて石破内閣の支持率が急落した。首相のポケットマネーではなく官房機密費からの支出疑惑も出ている。個人的には「高級ワイン一本分の価格で政局になんてさもしい話だな。政治家としてやるべきことをやっていれば、清廉潔白であることは二次的要素だろう。せっかく総理の座に就いたのにやりたいことが見えてこないからなあ。国会運営だけでなく行政府の長として権力をふるえるところはいくらでもあるだろうに。結局、政治家としてやるべきことをやっているように見えないから批判されるんだろうな」と思う。


例えば、トランプ大統領は就任初日から大統領令を次々と発令した。その内容には賛否が分かれるだろうが、国や世界を変えて行こうと意志は伝わってきた。そんな政治家をたかが150万円分の商品券で退陣に追い込んだりするだろうか?翻って今の日本の政治家は萎縮してしまって全然魅力を感じない。外交でも内政でも総理大臣に指導力や存在感を示してほしいと思うのは俺だけだろうか?


それでは石破首相はどうすればよかったのか?このことについて極私的意見を開陳してみる。

1)総裁選挙で地方創生を謳っていた。長崎県だけでも、ハウステンボスにカジノを誘致(何故かIR事業の候補地に落選した)、長崎空港の海外便を誘致、長崎空港とハウステンボスを結ぶ豪華海上タクシーを整備、原爆資料館の別館を島原に建設して本館では展示できない生々しい写真や映像を展示、五島発の海産物運搬専用の航空便の就航、風力発電と蓄電池技術を駆使して電力を自給自足できる離島を実現、マグロの養殖業に補助金を付けて規模を拡大、長崎新幹線の鳥栖までの延伸、などのアイデアには事欠かない。これを各都道府県で知事と協力してやろうと宣言するだけでも地方創生の強力な推進力となるだろう。

2)国際会議等の外交の場ではホタテやナマコなどの海産物をトップセールスを行い販路拡大を図ると共に輸入禁止中の中国に圧力をかける、容易いことではないが国際情勢に関与しているプレイヤーとしての存在感を示す、北朝鮮との首脳会談を実現して拉致問題解決ヘの脚がかりとする、などの外交目標を掲げてほしい。

3)石破首相の師匠である田中角栄が提唱した日本列島改造論にならって公共工事を推進する。能登半島の公費解体事業のテコ入れ、リニア工事のテコ入れ、札幌から各地に伸びる鉄道網の高速化、災害対策を兼ねた高速道路網の整備、などのアイデアを掲げるだけでも好印象に繋がるだろう。

4)食べ方が汚ないと批判されるが、翌日の記者会見でおにぎりを上品に食べるパフォーマンスを披露して元来のお茶目さでマイナスをプラスに変えてほしい。そういうパフォーマンスはニュースになるし、賛否が分かれても注目度は上がるだろう。若かりし頃熱狂したキャンディーズを復活させるのもありだな。

5)駆逐艦を台湾海峡に航行させる駆け引きが出来るなら北方領土付近に揚陸艦を展開してロシアの反応を観察してほしい。


石破首相は開き直ってやりたいようにやってほしい。


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