最終予選を観戦してみた

 


サッカーワールドカップ最終予選の日本対バーレーンを観戦した。ただし昨日の生中継ではなく、ネット動画を今日の午後に視聴した。以下はその感想である。

1)前半は日本の選手の動きが悪かった。というより、ギアを意図的に落としている風情だった。日本の最終ラインまで圧迫守備を続けるバーレーンに並々ならぬ決意を感じた。そんな全力でぶつかってくるバーレーンをいなしつつロングパスで好機を作ろうとする日本という構図だった。

2)後半に入ると、ボールを左右に散らし中央ではリスクを恐れず縦パスを入れていく日本の意図が感じられた。オープンな攻めあいになったら決定力がある選手が揃っている方が有利になる。「こんなに攻め続けているのに何故点が取れないのか?」というカタルシスを期待していたのだが、日本はあっさりと先制点を上げる。それは久保のフリックから脱力を信条とする鎌田が決めた見事なゴールだった。

3)久保のセンタリングを匂わせてのニアをぶち抜くシュートに痺れた。幼い頃からサイドネットに突き刺さるシュートを練習してきた賜だろう。A代表の肝心な試合で活躍できなかったイメージも払拭されただろう。これからは「困った時は久保に預けろ」と言われるほど代表チームでの存在感を高めてほしい。

4)ザッケローニジャパンの頃の最終予選は高視聴率連発で正に国民的行事だった。今回は3試合を残して予選突破が確定した。本来であれば、次のサウジアラビア戦、その次のオーストラリア戦が山場になり大いに盛り上がっていたはずなのに、強くなりすぎるのも考えものだと思った。

5)ワールドカップで優勝を狙うという声が選手や監督の口から出始めている。ドイツやスペインに勝てるのだから、なでしこジャパンがワールドカップで優勝したときのような幸運に恵まれれば不可能とは言いきれない。とりあえずはFIFAランキング12位以内を目指して、ワールドカップ抽選会でのシード権を確保してほしい。そのためには最終予選の残りの試合を全勝で終えたいところだ。


追伸)地下鉄サリン事件と掛けて5の平方根と解く。

その心は

ふじさんろくにおうむなく。

コメント

  1. 昔の最終予選は盛り上がってたよね。
    ワールカップ出るのは当たり前になったら関心も薄くなるんかな。
    韓国代表もそんな感じじゃないの?

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