中道の行方
先の日曜日に投開票が行われた 衆議院議員選挙は自民党の圧勝に終わった。この3日間、大幅に議席を減らした立憲民主党出身の視線に立って今後の再建策を考えていた。だからと言って立憲民主党を支持するというわけではなく、焼け野原から立ち上がるような政治家の浪漫を自身の選挙区を守った中道の議員たちに見た故の思考実験にすぎない。小選挙区を死守した中道の議員はわずか七名、その中で俺が知ってるのは泉健太と小川淳也のみだ。今回は彼らの心情を想像しながら今後の対策を提案したい。
泉氏は自らの性格をポンコツと自称するほどのおっちょこちょいの愛されキャラである一方で、立憲民主党の前代表時代はつまらないコメントに終始していたが、平議員に戻ってからはその本領を発揮し始めた。小川氏は愛嬌のある生真面目キャラで、国民民主党の玉木代表と経歴が似ていることからよく比較される。
いくら執行部に一任したとは言え、長年使用してきた立憲民主党という看板を捨て、それまで批判してきた自民党と旧統一教会との癒着を自党と宗教団体との選挙協力に引き継ぐことになるとは夢にも思わなかっただろうと想像する。結果は散々で、「新党の周知期間が短すぎた」などの言い訳は「これからの日本を担う若者からの支持が極めて低い」という調査結果の前には吹き飛んでしまう。当分の間、衆院選は無さそうだし、中道という一つの政党で活動する意義も無さそうだし、中道改革連合という名称からして不吉だし、他の賛同者も無さそうだし、解散するしかないと思うが、そうすると理念なき野合を立証することになる。その批判をかわすために立憲民主党側は公明党側が中道の解散を言い出すのを待っているのだろう。
選挙区を守った中道の議員の中で重要な人物を失念していた。野田共同代表だ。中道の解散を宣言してから辞任すればよかったのに、自身の尻拭いは新代表の仕事となった。その新代表は13日の選挙で決めるらしい。公明党側は候補者を出さないそうで、泉氏と小川氏が有力候補らしい。今後の対策を提案と書いたが、実は、考えて、考えて、考えても名案が浮かんで来なかった。しかし、不器用な生き方しかできない両名の動向に注目している。小選挙区の特性上、オセロゲームのように白と黒の入れ替わりは常に起こり得る。政治家には不向きな性格の両名が焼け野原からの復興を果たすなんて最高の浪漫ではないか。
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