大相撲札幌場所

 大相撲は奇数月に東京、大阪、東京、名古屋、東京、福岡の順で開催される。青森や北海道出身の力士も多く、相撲人気も高いという印象だが、残念ながらその地域で本場所が開催されることはない。既存の日程は非常によく設定されていて、運営側も勝手を知っている分、楽だろうし、敢えて茨の道に進む必要は全くないと思うが、実験的に他の都市で開催することを提案したい。


例えば、札幌場所を一回限定で開催するのはどうだろう?会場は札幌ドームで四万人収容の設定で、15日連続で開催する。チケット収入もグッズの売上げも倍増するだろうから商業的成功も十分に見込めるだろう。問題はどれだけ会場が埋まるかだが、一回限定という希少性と外国人観光客に対する相撲の求心力を考慮すると、45万人は動員できそうだ。そもそも相撲協会は商売っ気が無さすぎる。地上波で中継されてニュースでも取り上げられるのに会場には大口スポンサーの広告が全く見られない。「相撲は神事」という伝統に忠実なのかと思ったが、懸賞金には広告の場だし、NHKの意向なのかと思ったが、広告で溢れているオリンピックを平気で放送しているし、それならば伝統を壊さない範囲で大口スポンサーを募ってほしい。


力士の給料は十両で100万円で、横綱になっても年収は1億円円未満で、十両未満は無給だ。怪我のリスクも大きく、引退後の就職先も限られている。これは他のプロスポーツと比べて良いとは言えない待遇だ。このことを鑑みて相撲協会は新たな試みに挑戦して力士の待遇改善に向かって努力し続けるべきだと思う。


明日は五月場所初日だ。大の里の綱獲り、先場所の無念の休場からの巻き返しを誓う横綱豊昇龍、二人とも好きな力士なので、千秋楽での結びの一番が優勝争いになる展開を期待している。


追伸)三男が漫画「進撃の巨人」のアニメを視聴している。昨日は文字盤で三男と30分くらい話した。


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