高校教育の無償化

 


NHKの日曜討論で与野党の担当者が新年度予算で盛り込まれる高校教育の無償化を踏まえて今後の教育の在り方について議論していた。というより、事前に渡された質問の答えを読み上げるだけで、与野党共に総論賛成なので論点が曖昧だった。それを見ていた妻が「今ごろ無償化?」と呟いた。


韓国では授業料の無償化はとうの昔に達成されているし、長女が通っている高校では昼食はもちろんのこと放課後の夜間自習のための夕食も給食として無料で提供されるし、釜山市からの支援で教科書と制服も無料だし、タブレットパソコンも無料貸し出しで、返済義務がない奨学金制度も充実している。


これは国民が大きな政府を望むか小さな政府を望むかの選択に依存する差だと思うが、日本が若者の教育に予算を割く方向に舵を取るなら韓国の事例を参考にするべきだと思う。


教育には先見の明が必要だ。AIの発達により急激な変化が予想される近未来に対応できる人材を模索しながら教育制度と教育方針を更新していく時代に入りつつあるのかもしれない。


コメント

  1. In order to increase the quality of our life, education is very important, and free education will make the whole nation happier.

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