禁忌を破れ
昨晩、妻が体調不良を訴えた。それでもゴミ捨て等の家事をこなしていたが、突然、化粧室に駆け込み、嘔吐する音を響かせた。俺は妻のことが心配になり、次男に様子を見てくるように頼んだ。妻は次男に「生理痛のせいだ」と言った。 俺の実家では「生理」という単語が月経という意味で使われたことはなかった。いや、大人同士の会話では使われていたのかもしれないが、俺と弟の前ではその単語はタブーとして扱われてきた。男兄弟だけの家庭ではよくあることだと思う。 翻ってウチの家庭というか妻はオープンだ。このことは妻の実家の家族構成が父母と四姉妹だったことに起因しているのかもしれない。妻は生理期間に差し掛かると、消化不良、頭痛、筋肉痛という症状が現れる体質だ。今回も消化不良の状態で薬を服用して嘔吐したらしい。 結論は「生理に関することはオープンにした方がいい」ということだ。俺も結婚して初めて「体質や年齢にもよるが、女性は生理期間に男には想像できないような苦しみを味わう」ということを知った。しかし、ウチの子たちはそういうことを前もって知っている。すなわち、女性に対して配慮できる大人になる、ということだ。